帰ってきますた。

ということで、1週間ほど。

異世界にも、自宅にも、会社にもいなかったわけですが。

どこにいたかというと。


入院＆手術してました。



（゜Д゜）ハア！？


っと思ったみなさん。
ご安心ください。
命に関わる病気ではありません。

簡単に病名を言いますと



痔です。


いや、馬鹿にしちゃいけないです。

自分も実は10年ほど煩っていたわけですが、激痛が走ったりするわけではなく、そんな重大には考えていませんでした。

ところが、10月あたまぐらいに、いつもと少し違った痛みがあり、なんとなくネットで調べたところ。


「手術をしないと治らない。」



しかも


「数十年放っておくとガン化することがある。」







もう十年ぐらい放ってあるんですけどｗｗｗｗｗｗ

ということで、意を決して病院にいくことになり、会社の休みも取れ、あれよあれよと手術も終わり、今に至ります。

職場の上司とチームのメンバーぐらいにしか言っていなかったので、なんで休んでるのか、そしてなんで異世界にこないのか知らなかった人も多かったと思いますが、そんなわけだったんです＾＾；

まあ、無事終わりまして、本日退院してきました。

で、自分も知らなかったわけで、痔のことをこの場で少し啓蒙させて頂ければと思います。

人みな痔主と言う言葉もありまして、日本人の3人に1人は痔を煩っているとも言われます。


痔というと、一般的には「痔核」つまりイボ痔のことを指すことが多いですが、僕がなったのは「痔瘻（じろう）」というものでした。
上記の「ガン化する」というのはこの痔瘻のことです。

※詳しい痔についてはコチラをごらんください。

ここでは特に僕がなってしまった痔瘻についてお話します。

痔瘻は、おしり、特に肛門近辺に膿瘍（のうよう　簡単にいうと「うみだまり」ですな）ができ、そこから直腸内や、おしりの外に管が貫通してしまった状態です。

痔瘻の前段階として、肛門周囲膿瘍という症状があります。
肛門の周りになんとなく腫れているような感じの部分があったら要注意です。

それを放っておくと、そこがだんだん浸食していって、ついには貫通してしまうわけです。
で、先生の話によると「20年ぐらい放っておくとガン化することもある」そうです。

膿がたまっていると、その部分が腫れたり、高熱を出したりする場合があります。

こうなっていると病院にいったりすることも多いと思いますが、膿が出てしまうと特に症状は重くなく、あまり痛くもありませんし、症状が突然悪化することも（外見的には）ありませんので、放置する可能性が高くなります。

自分はそうでした。

何より、「痔」であることをあまり認めたくなかったり、また「恥ずかしい」というのも原因の一つでしょうね。

ただ、外見的には悪化していないといっても、内部では悪化していることもあります。

肛門とお尻の外が貫通してしまうと言いましたが、それぐらいならまだしも、内部で複雑化していくことがあります。

こうなってくると手術も大変になり、入院期間も長くなりがちです。

これは痔瘻だろうが、イボ痔だろうが、切れ痔だろうが、まあ痔に限らず全ての病気に言えることですが、「早めに病院へ行け」とそういうことです。

僕は10年近く放っておいたために、若干複雑化していたようです。
そのため、1週間の入院が必要となりました。

痔は外科の領域となりますが、総合病院よりも「肛門科」にかかることをオススメします。
手術をすることが多い病気ですので、症例数の多さは＝信頼性にもつながるでしょう。

ただ、専門病院は遠かったりしますので、まずは近くの総合病院や外科にかかるのも良いと思いますが、そこで手術を決める前に、1度専門病院に行った方がいいと思います。

痔は早期のものなら日帰り手術も可能です。
また、手術以外の方法もあるようです（軟膏とか。痔瘻や肛門周囲膿瘍には無理ですが）

ちなみに今回の入院・治療費ですが、７万ちょっとでした。
いつ訪れるか分からない激痛におびえる日々から、安息を買ったと思えば安いものではないでしょうか。

なお他の患者さんと話していたのですが、術後はどうやら痔核（イボ痔）の方が痛いようです。　痔瘻の患者さんは術後は多少痛むようですが、翌日からはけろっとしていることが多いそうです。

まあ、僕は当日からけろっとしていましが！（笑）

ということで、ご心配・ご迷惑をおかけしたみなさん、ありがとうございました。
あなたが痔になってしまった時はいつでもご相談にのりますので、お気軽にお問い合わせください＾＾



なお、今回かかった病院はこちら。
ときとうクリニック
東川口・東浦和からバスorタクシーで10分
浦和美園駅から徒歩7分ぐらいだそうです。